家が欲しい。そうだ、新築一戸建てを見に行こう。
前回からの続きです。
(前回の記事はこちら)
家を買う時に、多くの人が迷う事。「そもそも家を買う必要があるのか?賃貸で充分じゃないのか?」ただでさえ、今はモノを所有しない方向に進んでいます。音楽はデータを購...
それじゃ、家を買おうか、ということになりました。
我が家の場合は、まず新築一戸建てを検討しました。
どうしてか?それはあまり深く考えず、普通に仕事して、普通に暮らすという事は、当然新築一戸建て買うでしょ?と思っていたからでした。
また、知人がたまたま建築家をしており相談してみることに。
私「家を買うことにしたんだけど、何かアドバイスある?」
知人「安く済ませるなら、中古の団地をリフォームしたら?俺も中古の団地リフォームして住もうかと思ってる。」
(中古のリフォームかぁ・・・。そんなのもあるのか。でも何かいやだな・・・。)
私「土地を買ったら、家の設計をしてくれる?お友達価格で。」
知人「いいよ。もちろん。」
という訳で、建築家が設計した家に住めるかも、ということで建築について勉強することに。
まずは住宅展示場へ
まずは住宅展示場へ行ってみることにしました。いろいろなハウスメーカーがモデルハウスを展示しています。
有名ハウスメーカーからちょっと安めのメーカーまで全て見てみました。
有名ハウスメーカーのモデルハウスに至っては、まるでパジャマで高級ブランドの店に入ったような場違い感・・・。
価格を軽く聞いてみて、やっぱり予算には合わないことを確認。
安めのメーカーなら、いけるでしょ、もともとそれくらいで十分って思ってたし。
安めのメーカーの担当者に参考価格を見せてもらうと・・・。高いんですけど。安くないんですけど・・・。
私の金銭感覚がおかしいのか、貧乏なのかわかりませんが、普通に働いたら普通に一戸建てを買えると思っていましたが、私の場合は普通には買えませんでした。幸運にも、ローンを大きめに組めば買えます。が、こんなに高いの?という印象でした。
思ってたのと全然違う。
やばい、思い通りの家建てれないかも・・・。
不動産サイトや、チラシで建売りを探す
土地を買って家を建てることは諦め、家を買うことがゴールではない。ということで建売りの一戸建てを中心に不動産を探すことに。
建売を見ると、これも高い。やっぱり私の金銭感覚がおかしいのかも・・・。
その中でも予算にできるだけ合わせて選ぶと以下のような二択になりました。
・かなり郊外の、新築戸建て。
・都心部に近い場所の新築、中古一戸建て。狭小住宅。
かなり郊外の戸建ての検討
・通勤時間がかかる。それは私が我慢すればいいが、買い物、学校など家族みんなが都心に出るまでに時間がかかるということになる。人間1日24時間、移動時間はできるだけ減らしたい。
・高齢化と人口減少の見通し。→ 将来、少子化で人口は減少し、高齢化していくことになる。すでにゴーストタウン化している町もあるが、おそらく郊外から人が減っていき、都心部に集まってくるのではないかという予想。
・イ〇ンなどの大型スーパーもあるし、大丈夫? → 集客が減ってくると撤退するはずである。
・暮らす中で、車が必須である。
都心部に近いベッドタウンの中古戸建、狭小住宅の検討
新築戸建
・狭い。
・場所に難がある場合が多い。(接道が狭い。立地があまり良くないなど)
・どれを見ても家の間取りや設備は似たり寄ったり。
・日当たりが悪い場合が多い。
中古戸建
・しばらく住んで、新築に建て直すことが可能。
・しばらく住むにしても難のある家が多い。(家が傾ている、お風呂がカビ臭いなど)
・難のない中古戸建は、それなりに高い。
・日当たりが悪い場合が多い。
・さすがに地震とか来たらヤバそうな気がする。
まとめ
・ん~家を探すのって、楽しくない。
・普通に働いてても、普通に家って買えない。
・嫌なわけではないけど、住みたいと思う家はない。
・諦めて住めるところに住むべきか、戸建て(=建築家に家を設計してもらうこと)を諦めてマンション探してみるか。
我が家では、建築家に事情を話し、一度戸建を諦め、比較的新しめの中古マンションを検討することにしました。
まだこの時点ではリフォームなんて考えていませんでした。新しめの中古マンションを買ってリフォームすると、新築戸建が買えるのとほとんど同じ価格になるからでした。
この後、実家が戸建だったためずっと戸建暮らしでマンションの良さを知らなかった私が、マンションの良さを発見することになります。
また、妻がこの頃からリフォームのサイトをいろいろ見るようになっていました。
つづく